ジャパニーズ・エロ、Hentai・・・エロ大国日本。このエロ大国日本では“フェイクポルノ”なるジャンルが今巷を騒がせています。
このフェイクポルノの動画は非常に良く出来ていて、目を疑うほど。
フェイクなのはわかっているけど、まるで本物のように見えるこの動画に吉岡里帆さんや広瀬すずさん、新垣結衣さんといった超有名女優達が犠牲になっているというのです。
今回はこのフェイクポルノについてご紹介していきます。
目次
フェイクポルノとは?

そもそも、フェイクポルノとは一体何なのでしょうか。
フェイクポルノはディープフェイクとも呼ばれていて、人工知能に基づく人物合成画像の技術の事を言います。
既存する画像と映像を重ね合わせてくっつけることによって作られるというもの。既存の画像や映像と元の映像を組み合わせることによって実際に存在しない、実際に起こっていない出来事で行動している人の映像を作り出す事が出来ます。
この技術を使うと、有名人のAVを作成できるだけではなく虚偽報道やでっち上げも可能となり深刻な問題となっています。

ディープフェイクスは2018年頃に専用ツールが公開され、そこから一気に拡散されました。
このツールが登場したのはつい最近なのですが、爆発的に拡散されてしまったため今でもフェイクポルノの勢いは収まりません。このツールはかなりの高性能GPUが必要となるため、一般ユーザーには若干敷居が高くなるためネットで動画や写真が安く購入できるということもあってこちらを利用するユーザーや、個人で作成を請け負うサービスもあり希望する映像を作成してもらって楽しむ一般ユーザーが多いようです。
最近では特注顔画像交換や声によるディープフェイクスなど様々なフェイクが展開されているそうです。
最近では海外だけではなく国内のアイドルや女優が被害に遭っていて、ポルノ動画サイトでは今でもアップされています。多いものでは数百万回再生されているそうです。

一部ではありますが、リベンジポルノの手法として使われる事もあるのです。
そのため、このディープフェイクやフェイクポルノは女性に対する深刻な人権侵害の問題にもなっているのです。
フェイクポルノを使ったAVが氾濫 吉岡里帆、広瀬すず、新垣結衣などが犠牲に

このフェイクポルノを使ったAVがポルノサイトに氾濫しているわけですが・・・

元々は海外セレブや女優などの有名人がターゲットだったのですが、そのターゲットがここ日本にも・・・。
このフェイクポルノの被害者は多く、有名どころでは吉岡里帆さんや広瀬すずさん、新垣結衣さん、橋本環奈さんなど。

一見しただけでは偽物かどうかわからないくらい精巧に作られているのでファンにはたまらないとネットでも話題になっているのです。
このフェイクポルノを使ったAVはいずれもX VideosやPornhubなどでアップされているだけではなく、なんとこのフェイクポルノ専用のウェブサイトまで存在しているのです。
日本の有名人だけではなく、K-POPアイドルやハリウッド女優など様々な有名人の動画が何百という数字でアップされているのです。
しかも驚く事に、ここで公開されている動画の全てが体の動きから顔の表情までしっかり一致していてとても自然に作られています。フェイクだとわかっていても、本物にしか見えないクオリティです。

最近誕生したということもあって、このフェイクポルノに対する措置がまだなされていないのです。
しかも制作しているのもアップしているのも大体海外のため法的手段を期待することもできないと言われているのです。
更に、フェイクポルノに使用されている“素材”と呼ばれている元のAVも大打撃です。
フェイクポルノは無断でAVを使用しているのです。元の画像は肖像権侵害ですし、素材として使われているAVの方は著作権侵害の被害に遭っているというわけです。
AVの方は別の問題があり、あの有名人のAVが見られる!しかも無料で!と最近の若い方はAVよりもこのフェイクポルノに飛びつき、AVがサッパリ売れないという驚異もあります。
最近では無断使用を避ける為に映像の中に透かしを入れる工夫もされていますが、これは本当につい最近の話なのです。透かしの入っていない動画の方が圧倒的に多いので今日もどこかで日本のAVが”素材“として無断使用されているのです。

まとめ
ポルノ業界だけではなく、政治業界でもこのディープフェイクスは活用されたびたび話題になっています。
現在、世界では1万本以上のフェイクポルノが公開されています。
その被害者は海外のセレブやハリウッド女優、日本の女優やアイドルなど。
日本では、吉岡里帆さんや広瀬すずさん、新垣結衣さん、橋本環奈さんなどが話題になっています。基本的に海外で制作・アップされているのが特徴です。
ディープフェイクを使った映像のおよそ95%がポルノで、あっちこっちで様々な被害に遭っているのもポイントです。
アジア圏内だけで見ると日本・韓国・中国がとくに多く公開されています。これだけ問題になっているのに未だに措置が取られていないのは、ディープフェイク自体がつい最近出てきたもので日本の法律が追い付いていないという部分もあるのかもしれません。
アメリカでは去年の夏に初めてディープフェイクの映像や制作、アップすることが禁止されたのですが今後日本を含めた世界各国で法整備が行われていくと言われていますが、それも一体どこまでが抑止力になるのか不明です。
ディープフェイクはアンダーグラウンドで始まったものだからです。